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ゆうべはお楽しみでしたね9話もうすぐクリスマス ネタバレ
今日のパウダーは、ドラクエでクリスマスイベントを楽しんでいます。
そこに仕事から帰ってくるゴロー。
パウダー
「おかえり〜 クリスマスイベントまだだよね？今回のも可愛いよ〜」
とパウダーはゴローに声をかけますが、ゴローはそっけない反応で自分の部屋に入っていきます。
パウダーは疲れているのかと思い、そっとしておきます。
１階で夜ご飯を食べるパウダーのもとにゴローがご飯を食べに来ます。
ゴローは空気が重い様子。
沈黙に耐えかねたパウダーはゴローに気を使って話しかけます。
パウダー
「こ 今回のクリスマス衣装男の方すごくいい感じだって！ ゴローさんも似合いそうだよ」
ゴロー
「…ふーん そっかー…」
そしてまた沈黙が訪れます。
パウダー
「ゴローさんなんかあったの？」
ゴロー
「なんで？」
パウダー
「え だってすごく不機嫌そうだし… 愚痴とかよかったら聞くよ？って思って…」
少しの間があってからゴローは話し始めます
ゴロー
「メールが来たの 元彼から 平たく言えば復縁要請ね クリスマスに予定ないのが嫌なんだろうなーって感じのタイミングだからイライラしてさ」
パウダーは顔が引きつりながらもゴローの話を聞きます。
ゴロー
「んで向こうから別れようって言っていたくせに何考えてんだ？って感じじゃん？ しばらく距離を置いてそろそろ冷静になったんじゃない？ みたいな上から目線でメールが来てさ本当「はあ？」だよむっかつくー」
場所をそれぞれの部屋に移して…
ゴロー
「ってパウさん聞いてるー？」
パウダー
「き 聞いてる 聞いてます！ 酷い人ダナー」（棒読み）
ここでパウダーは、元彼ってことはゴローさん今彼氏いないのか…と推測します。
別れた理由をパウダーが聞くと
ゴロー
「だってアイツ 一緒にドラクエ X してくれないしさ 面白いから一緒に遊ぼうよって誘ったのにあんまり興味ないとか言われてさー ちょっと遠方に住んでたから直接会えなくても遊べていいじゃんて思ったのにさ」
リア充っぽくない身も蓋もないネトゲ事情で振られたことに開いた口がふさがらないパウダー。
パウダー
「ど どれくらいお付き合いした人だったの？」
ゴロー
「4年？」
パウダーはさらに、ゴローが４年付き合った彼氏とネトゲが原因で別れてたことにさらに衝撃を受けます。
ゴロー
「ドラクエ X 続けるならもうアタシと付き合えないって言われたんだよね ドラクエ X 楽しいよーとか言ってるアタシ好きになれないってさ…」
パウダー
「なんか… それってちょっと残念な感じするね それがネトゲだろうがなんだろうが 自分の好きなモノを理解しようとしてくれない姿勢にがっかりするっていうか…」
ゴロー
「そうそう そうなんだよねー！ わかってくれる？」
ゴローはテンションが上がり饒舌に語り始めます。
ゴロー
「きっとネトゲじゃなくても同じこと言われるんだろうなって思うのよ それってつまりは「俺の知らないことで楽しんでるのが気に食わない！」って空気なわけじゃん？ 今アタシがドラクエ X やめても新しく楽しい！って趣味見つけたら似たようなこと言われるんだろうなって思うと… じゃあもういいよってなってさそれでお別れしたの」
「そんなわけでクリスマスはパウさんと一緒に過ごすから」
動揺するパウダー。
もちろんドラクエの中で遊ぶこと前提でした。
パウダーは寝る時に、隣の部屋から何か音が聞こえます。
それはゴローが泣きすする音でした。
パウダーは「クリスマスはケーキでも買って帰ろう…」と思いながら眠るのでした。
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