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約束のネバーランド第3話鉄の女 ネタバレ
エマとノーマンは鬼が言っていた「高級品」という言葉について考えていました。
自分たちの体がそこまでするほどのものなのかと。
その価値を決める鍵は「年齢」と「成績」。
「また6歳 並の出荷が続いている」という鬼の言葉から察するにおそらく年齢＝肉のランク。
ノーマン
「僕が覚えている限り 今まで出荷された兄弟は皆6歳から12歳。それで6歳が並だと言うなら 最上物は…」
エマとノーマンは12歳が鍵であることに気づきます。
そして成績については、出荷順であるということにも気付きます。
6歳以降、成績の低い順に出荷されていく。そして12歳になれば無条件に出荷される。
エマ
「つまり私たちは満点だから出荷を保留されていた？」
ノーマン
「でも分からないなぜ成績順なのか」
エマ
「6歳から12歳ってのにも意味があるのかな？ 体の大きさ？ 違う…それなら体重で…」
ノーマン
「脳の大きさ 脳だ！ 人間の脳は6歳までに90%成長すると言われている 一説には12歳までに100%とも… 鬼達の狙いは人間の脳なんだ」
エマ
「それって」
ノーマン
「脳が一番旨いんだろう それもより発達した脳が」
そのためにいかなるリスクもコストも厭わないだから高級品なんだ。
ノーマン
「まずはロープだ ハウスに戻ってロープを探そう 実はどこにあるかは目星がついているんだ」
ノーマンに案内されながら歩くエマは不安そうにノーマンに話しかけます
エマ
「もうバレてるかなママに 私たちが塀まで行ったこと」
ノーマン
「昨日あの場でばれなかったことを考えると ママは常に僕らの居場所を把握しているわけじゃない 確認して初めて位置を知る だからもし発信機の信号が個人を特定できるものでゆうべの帰り道や今日の昼間にママが確認していれば …」
バレている。行ったこと知ったこと逃げること。
ノーマン
「でもまだそうと決まったわけじゃない 僕はまだ…少なくとも誰かの特定はできていないと思う でなければあんな回りくどい渓谷はしない 直接僕らに脅しをかける だから…」
言いかけたときノーマンは時計の修理を任されエマと離れてしまいます。
エマはコニーの絵が飾ってあったところを見つめていると、背後からママが現れ、エマの顔をじっと見つめてきます。
心臓の鼓動が高鳴るエマ。
ママ
「どうしたの？エマ 顔色が良くないわ そういえば今朝はいつもより元気がなかったんじゃない？」
そう言ってエマの頬を触ります。
エマの鼓動はさらに早くなります。
しかし、ママは反応を見ているんだと気づき冷静になります。
エマ
「なんでもないよ」
と笑みを浮かべながらママに答えるエマ。
エマ
「ただ私ももうじきハウスを出るんだと思うと寂しくなっちゃって」
ママ
「エマはハウスが好き？」
エマはハウスもママも大ー好きといってママに抱きます。
エマ
「コニーね大人になったらママみたいなお母さんになりたいんだって」
ママ
「ええ知っているわ 楽しみねきっとコニーならきっと素敵な大人に いいお母さんになるわ」
その光景を見ていたノーマンは、出荷のことを知っていてなお平然と、迷いも隙もない、まるでママは鉄壁だと影から見ていました。
鉄壁の顔でエマを見つめるママ。
動揺しそうになるエマ。
そこに、レイが夕飯の準備が出来たと言ってエマは冷静を取り戻します。
エマはホッとして、ノーマンと立ち去ろうとした時
ママ
「あなた達ふたり昨日門へ行った？」
エマとノーマンはぞゾクッとします。
ノーマンは冷静に
「行かないよ？それが規則だし どうして？」
ママに聞き返すと、ママは「それならいいの」と言って立ち去りました。
二人になったエマとノーマン
ノーマン
「ママは確認している 標的が二人だとわかっている」
エマ
「でもそれが誰かはまだ知らない」
発信器の信号は個人を特定できない。
だからママは探しているという確信を得ます。
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