行政書士試験の難易度と合格率。独学でも合格できるか?



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行政書士試験は毎年11月の第2週の日曜日に行われます

『今勉強を始めても間に合うのか』や『合格率を知りたい方』は参考にしてみて下さい

行政書士試験の難易度は?

☑︎合格率は10%前後

☑︎合格者は毎年4000〜6000人

☑︎受験者数は減少傾向

受験者数に関しては嵐の櫻井翔くん主演の『特上カバチ!!』というドラマが放送された平成22年は70,586人をピークに減少しており、平成30年の受験者数は39,105人となっています。

合格率だけ見ると非常に難易度の高い試験に見えますが、それにはいくつか理由があります。

それは↓↓

受験者の傾向

☑︎年齢層が高い

☑︎社会人・主婦

受験者のボリュームゾーンは30〜50代です。人間の記憶力は残念ながら落ちていきます。これが合格率を下げている要因になっています。

30〜50代ということは会社からすれば一番の戦力であり、主婦(主夫)ならば子育てや家事に追われています。したがって、勉強時間を十分に取ることができずに試験に望む方も多くいます。これも合格率を下げる要因になっています。

勉強に十分に時間を使うことができた人だけの統計を取るならば、おそらく合格率はかなり上がるでしょう。

合格に必要な勉強時間は?

☑︎約500時間

予備校などで必要な勉強時間として500時間とされます

1日2時間勉強できるなら約9ヶ月

1日3時間勉強できるなら約6ヶ月 という計算になります

しかし、近年試験が民法を中心に難化傾向にあるためこの時間は増えると予想されます

行政書士の勉強はよく皿回しに例えられます。憲法・行政法・民法・商法・一般知識の5教科をバランスよく勉強しないと行政法を勉強してるうちに民法を忘れてしまうなんてことはよくあるので、スケジュール管理が大切です。

お金に余裕がある方はスケジュール管理をしてくれる予備校に通うのがいいかもしれません。

独学でも合格できるのか?

これは非常に難しい問題です

法学部出身や法律に関わる仕事をしているなどある程度法律がわかる人ならば参考書と過去問くらいで十分に合格可能でしょう

法律に関わったことのない人は最初はチンプンカンプンだと思います

通信教育などもあるので、サンプルなどを請求してみてそれで理解できるようならば、十分に可能性はあると思います

9割の人が合格できない試験なので何年も受けて合格する人は多いです。私の知り合いでも7年目で合格した方がいます

本当に行政書士がやりたいのであれば、執念で勉強しましょう!!

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